turns around

口にし乍、
振り返って思った。
ああ、そう言えば何時も
事務的だったな、って。
感情無く、
求められる侭に応じて。
後々相手が芽生えても
あっさりと傷付けた、
総て仕事だと割り切って。
つくづく性質の悪い、
改めての、自覚。

と、言うか。
少々のトラウマも
無いとは言い切れない。
二度三度も
似たような事が有れば、
トラウマが芽生えるのも
当然だろうて。

あの子に相談したら、
『似たような悩みだな』と
笑われた。
矢張り似てる･･･のか？
自分では
余りそうは思わないけど。

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布団の中、浅い眠り。
直ぐに、目が覚めて。

･･･何、あの夢。

熱っぽいのは
寝入り端故、
若しくは寝惚けてる故。

悔しいから暗号。
夢の中で、
言えなかった言の葉。

Remember the kiss

スカウト帰り、
立ち寄った街の、
とあるカフェバー。
一服していたら
珍しく一人で
うろついていた人に、
声を掛けられた。
出会い頭の言葉に
『ああ、彼らしい』と
つい、笑ってしまって。

傾ける珈琲、
互いにブランデー混じり。

朧

太陽、陰っている。
何時もより弱い、光。

嬉しい言葉は、
切なく響きもして。

全部繋がってるのに、
何を迷う？

理由は解ってる。
私とて迷う、
絆が強ければ強いだけ。

Happy birthday to Rui.

流、誕生日おめでとう。
腹立たしい狂犬、
大切な双翼の、片割れ。

お前の誕生日が巡ると、
『ああ、十一月か』と
実感する。

辛い時の叱咤、
悲しい時の背凭れ。
困った時に、
おそらく一番に頼る人。
日頃馬鹿をしたり、
喧嘩が多いけれど、
―――何時も、有難う。

お前にとって今日一日が、
素晴しき物であるように。
切に、切に願う。

お茶バトン

要の所から
相も変わらず
拾ってきました。

お茶は好きです（何）

感染

涙声。
溜息。
はにかみの吐息。
嬉しかったり、
悲しかったり、
躊躇ったり、、
葛藤したり。
周りの戸惑いは、
結構、感染するもので。
でも笑っていて欲しい、
『今』じゃなく、
『何時か』で良いから。

『今から心臓痛い』と
珍しく弱くなってる、
狂犬の頭、撫でて。
頑張れと言えなくて、
頑張るなとも言えなくて、
何も出来無いから
只、抱き締める事位しか。

大事だよ。
強くて弱い、お前が。