ＢＢＱ

キャンプの二日目はBBQと花火大会。
…の筈が、過ぎてみれば食べる事に専念していて
花火を愛でるのをすっかりと忘れていた（苦笑）
それでも愉しき一時は変わらず、
集った方々が愛しく思える。
こういう時、この店に出逢えた事に感謝を覚える。

始まりは唯目に留まっただけの、一件のホストクラブ。
客として訪れたわけでも無いのに何故か惹かれた、
その不可思議な導きにも、感謝を。

参加面子の中で本日も傍目最年長に見られた、
でも現実は一番若い罠。
物悲しきは己の爺臭さなれど変えようもないので
結局は私は私のまま、それで良いと自己納得。


…悩殺ﾃｸだったのだろうか、あれは。
私からすればｵｰﾅｰに引き出されたような物の気がする（笑）
真のﾃｸﾆｯｸとなるようﾎｽﾄとしての努力はしたいが
こんな事を本人の前で言ってしまうと
また『末恐ろしいｶﾞｷだ』と言われかねない。


久し振りに他人に負けるのも悪くない、
貴方の新しい顔をまた一つ見る事が出来たのだから。
来年の浴衣を楽しみにしています。



握りしめた携帯電話、時折のやりとり。
貴方が落ち込んでも慰めはしない。
唯、私達はゆっくりと近付いて行けば良いと思う、
ﾍﾞｸﾄﾙが交わった時、きっと動き出すだろうから。
―――話を聞いて『会いたいと思った』なんて、
このﾀｲﾐﾝｸﾞでは同情や慰めと取られても致し方ない（苦笑）