love letter

冗談から始まって
うっかり本気で考えて
送った後に読み返し

･･･赤面

逃げたらあっさり捕まった

捕まえてくれて
有り難う（何）


───相当重症だ、私は。

Summer festival

梅雨時に買った浴衣、
身に纏って。
細君と共に向かう夏祭、
近所の神社へと。
小さな神社なれど
夜店は結構出ていて、
人の波に逸れぬ様にと
手を、繋いで。
途中でラムネを買って、
飲み乍境内を抜けて。
神社でお参り、
便乗して願い事をして。

ラムネ味のキスを、
したかったんだよ。

今日も色んな事を話し乍
帰り際に姫林檎の飴を、
二つ買ってお土産に。

Deadlyblow

朝。
朧気に見た天井が、
見慣れぬもので。
重い瞼がまた下がりつつ、
片手で何か無いかと探り。
温かくて柔らかいモノが
指先に当たったから
抱きついたら、
ゆるゆる頭を撫でられた。
其れが酷く気持ち善くて、
眠気をまた誘い。
閉じた瞼を其の侭に

『温かくて、好き』
暫くして顔を上げたら。

物凄く複雑そうな顔で
笑う相手。

･･･ゴメンナサイ。
またやらかしました（凹）

その後バスルームに
投げ込まれたのは
言うまでも無い。
寝惚ける度に
湯船に服ごと沈めるのは
止めて頂きたい（がくり）

birthday party

修一、誕生日おめでとう。
貴方が生まれた今日、
一日が幸福に満ちる事を
切に祈っている。

日付が変わる少し前、
親しい者同士が集まって。
カウントダウン、
誕生会の定例。
人が結構多かったが
久々に会う人も居たし
気兼ね無く過ごせた。
愉しい一時を有り難う。

Taxi

『暑いから』と言う、
只其れだけの理由で
大した距離でもないのに
タクシーを捕まえて。
乗り込んで行き先を告げ、
一息付いて直ぐに気付く。
･･･自宅と違う方向（苛）
運転手に『方向が違う』と
文句を言ったら
『この辺詳しく無いんで』
･･･それじゃ何故駅前で
客待ちなんかしてたのか。
流しのタクシーなら
未だ其の台詞も納得するが
小学校と中学校を
聞き間違えた挙句に
明らかに遠回りな道を
選択していた運転手に
相当呆れた。

結局最初から最後迄
ナビゲーション役を
引き受けて
『此処を右』だの
『あの交差点を左』だの、
休まる暇も無く
道を教えていた。

最近タクシーにも
カーナビが
付いていたりするが、
この運転手にこそ必要だ。

高々十五分程度なのに
無駄に疲れた。
疲れたのに
千円も支払った私は
馬鹿だろうか、
―――馬鹿だと思う。

ドジっ子橘ちゃんシャランラ～（棒読み）

･･･タイトルが
至極納得行かないのだが。
それでも
回ってきてしまったのだし
バトンには潔く答える。

地雷バトンではないので
ご安心を。

･･･其れにしても
つまらない回答になった。

Coffee

Black as hell, 
strong as death, 
and as sweet as love.
トルコだかの諺だが
同感だ。
彼の淹れてくれた
エスプレッソ、
其れは諺通りで。

ノンアルコールに
酔う自分は、
実に可笑しな体質だ。