きのう(BlogPet)

きのう、橘はここで話したかもー。


*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「玖月」が書きました。

花火

冬の花火、冷涼なる空気の中で見る其れは眩く色鮮やか。
昨夏には打ち上げ花火と線香花火くらいしかやっていないので
季節外れ乍まともな花火大会。
移り変わる火花の色を眺めていると、何と無く懐かしくなる。
花火にそんなイメージを抱きがちなのは私だけだろうか。
人口ではない、自然な橙の灯の色は温かみがある、優しそうな。

ツボが可笑しいと言われたものの自分では解らないもので。
本当はもう一つ、ツボを押されていた。
『そら、逃げろ逃げろ』
…何故だかこの言葉にときめいｔ(終了)
この時ばかりは『おかしいのかもしれない』と思った(哀愁)

仕掛けられた事に対して攻防、
実は別の事を仕掛け返そうと思っていたのは内緒にしておこう。
言ったら逃げられかねぬから(笑)

約束がまた一つ二つ増えて、共に別れ道迄星見がてら。

焔

貰ったメール、双眸細めて。
返す返事、戯れ混じりの本音。

着いて来てくれるより早く、攫ってしまうかも知れないよ。

身を寄せ合って一つの焔を見つめる最中、
淡いオレンジに照らされる横顔にきっと見惚れるのだろうね。

…なんて、想像、というか妄想（笑）

ONLY ONE

助言は要らない、ただ抱きしめて。
…と、莫迦な事を考える。
以心伝心、捻くれている可愛いお前。

淋しくても其の手の中に堕ちやしないよ。
損得勘定で欲しがられても私は私だけの物。
お独りでお悩みよ、其れはお前の糧になるから。
私の中を幾ら見つめても、お前の救いは無いよ。
其れはお前の中にのみ存在する物だろうに。

何処に居ても何をしていてもお前の月で在り続ける、
太陽との双翼、暗きお前の闇の中に、一筋の道標を。

望む限り絶え間無く、照らしてあげるから絶対的な光を探せ。

宣誓

喉、焼けて。
声、掠れて。
熱、暴れて。

あんな物、本当にもう二度と飲むものか。

躯の中を焦がしていく焔を
繋ぎ止めてた理性が切れそうになる思考を

どうやって冷まそう。


自我を保ったまま帰って来れた、奇跡。

意識、シャットダウン。

バブルバス

バブルバス、バブルバス！と馬鹿の一つ覚えのように羅列し乍
唐突に押しかけてきた二名にせっつかれてさして広くも無いバスルームに湯を落とす。
…昼間から何をやっているんだろう、私は。
そもそも何故他人の為に風呂の用意をしているのだか、用意位自分で出来るだろうに（哀愁）

と言うか、どうしてバブルバスなんだ、普通の入浴剤で満足してはくれまいか。
……無駄だろうな、何よりも遊べる入浴に取り付かれている二匹。
湯を浴槽に落としている間、任○堂DSの取り合いをしている彼等を
頼むから誰か、連れ去ってはくれないだろうか、煩いんだけど（溜息）

一緒に風呂に入る事からは死ぬ気で逃げさせて頂きます、
無理だったら諦めて入ります、面倒だけれど（黄昏）

夜から仕事なので無駄に疲れたくは無いんだよ（苦笑）

黄薔薇とピアス

月見からの帰り道、鳴った携帯。
満月の夜は呼び出しが多い、とつくづく思い乍指定の場所、高台の公園へ。
吹きっ曝しで寒かろうにと相手に問いかけたら
『体良くホッカイロが有りますから』なんて言われつつガッシリとホールド。
抱き付きがセクハラなのか純粋なのか、お前の場合は何時も曖昧で解り難い。
そんな事を考えていたらミニブーケを胸と胸の間に突っ込まれた、
またか…黄色い薔薇、大輪の。
『黄薔薇の棘に刺されぬよう、ご注意を』
―――――進言有難う、でもお前が前から抱いてくれるうちは大丈夫だろう？

別れてからカフェで少し霧かかった脳内を払拭しようとエスプレッソを飲み、
それから帰宅してベッドにダイブ。
ウトウトとし掛けた所でインターフォンが鳴って。
届いた小包、開けると中に、三日月型のピアスと手紙。
読んでいる最中に笑いが込み上がってきた、理由は内緒で。
それにしても、此れ…耳に穴は開けるべきだろうか。
さて、どちらの耳に開けようか悩む（お前）