Manhattan

待機中に黒服さんに作って貰ったカクテル、マンハッタン。
ウイスキーにスイートベルモット、
アンゴスチュラピターズを合わせた『カクテルの女王』。
アルコール度数は割りと高いが飲み口が好きだったりする。
其のカクテルを傾け乍話す七夕の話、
天の川が見れるだろうか、とか。
毎年天候が悪くなかなか拝めなかったりするのだが、
今年はどうだろうか、雨が止めば良いのだけれど。

オカエリ、の言葉に綻んで
降り続ける雨に躯が冷えたと理由付けて抱き締めて。
風邪を懸念してくれる可愛い人に、
今日は妙に苛められた気がする（悩/待）
後々になって頭を抱え乍
『何て事を言わせるの』と
文句を垂れたくなったりしたのだが止めた、
何処迄も墓穴を掘ってるらしいし（ふ）

抱き締めたまま就寝、
明日の朝はミルク粥予定。
冷めぬ内に食べよう（笑）

久し振りの、あの人。
淡々と話していれば、
やたらと苦笑を浮かべられて。
妙な事を言うものだから、
『心当たりでも？』と問うたら
理由が随分と可愛らしい物で。

忘れたりしないよ、
少なくとも私は、だけれど。

安心して夢へと堕ちるが良い。