pink

学校帰り、空がサーモンピンクに燃えていた。
思わず歩みを止めて暫く見つめていた。
この空の色を、以前にも見た事が有る。
…なんて、そんな筈は無いのに。
一瞬一瞬とて同じものは何一つとして無い、
其れなのに酷く懐かしく感じる、不思議。

落書き、落ちて良かったね。

某人の頭の中で、某アーティストの歌が
グルグルとエンドレスで回っていたらしい。
因みに私の頭の中は小室○哉と星野○里だったりする。
…名前だけで既にマニアックだ（苦笑）

元々小室氏が自身で歌っていた楽曲を
数年前に星野氏がカバーしたあの曲、有名のようで無名。
小室狂いの知人が居て、幼い頃に耳にしては
『…メロディーと歌詞は好きなのに』と
つくづく残念な思いを子供心にしていたものだが、
カバー曲を聴いた時には更に残念な気持ちになった。

メロディーラインは変わらぬもののテンポが若干アップしている、
歌詞の若干の変更は有りだと思うものの、
付け足された其れによってイメージが変わってしまった、
故に複雑な想いにかられている。

『いつか一人泳ぎ疲れてこの海に沈む時は
どうか二人刻んだ調べを永遠と名付けて』
より
『いつか僕が泳ぎ疲れてこの海に沈む時は
どうか僕が刻んだ調べを永遠と名付けて』
の方がずっと好きだった。

『私』と『貴方』が紡ぐ調べは、
同じであって同じでは無い、
私だけが感じる調べと
貴方だけが感じる調べには
必ずや差異がある筈。

…屁理屈だね。

そんな自分は最近レミオロメンだとかJanne Da Arcとか、
そっち方面にひた走っている。
相も変わらず無節操、
現在『シルビア』がスピーカーから流れている。