stardust

店のオープン時間に合わせて出勤、黒服と他愛無い会話をして。
早い時間からか一旦バックヤードへと引っ込み屋上で一服、
その最中に体調を崩していたらしき我が細君に連絡を飛ばしたら
「見張られてる？」と（笑）
タイミングが良かったらしい、まぁ元気そうで何よりだ。
夜風を心地好く感じ乍数度のやり取りをした所で
階下から呼び鈴が鳴り、
ゲストの到来を告げる其れに煙草の火を消してから
『行って来ます』と送って。

フロアへと戻れば先日交わした約束通りに
前髪をピンで留めて来た可愛いゲスト。
何か面白い事は無いかと言われて一寸した勝負をコインゲームで。
ボトルと願い事一つをかけていざコイントスしてみたら、
結果は私の負け、つくづくコインから嫌われているらしい（哀愁）
潔く負けを認めて誕生日は祝わせて頂きます、
尤も賭けなくてもちゃんと祝う気持ちでは居ましたけれど（笑）

ゲストを送りフリーに鳴った所で震えた携帯、届いたメール。
『目が覚めた』で始まる言葉に和んで告げる『タダイマ』。
つくづく可愛らしい事をしてくれる人だ。

其れにしても見張られている気がするのは私も同様だ（笑）

眠りに付く間際、アングラ街道をひた走っている
昔馴染みの人から連絡があって。
毎度の如く姫だ何だとやたら煩くて敵わない（笑）
其れにしても相も変わらずあの人の持ってくる話は
闇色に塗れている、尤も私も其れに近いのだろうが。

･･･しまった、報酬の話をしそびれた。
一般小市民が巻き込まれるのだから
其れなりの対価を要求しておこう、そうしよう（貴様）

どうでも良いが犯罪特区に住まう人間は
どうしてああも脳内が腐っているのだろうか、
類友とは思いたくない･･･類友なのだろうか（悩）