Rainbow

恋心を知らぬ私を柔らかく包んでくれた

恋の芽が萌え愛の花綻ばせてくれた

萎れた私が立つ乾いた大地を潤し強くする雨を降らせてくれた

土壌から離れ旅立つ為の二つの羽根を与えてくれた

そして私は夜の沼地に降り立った
ぬかるむ其の地でもきっと育つ

足を取られた時何時も差し伸ばされる手が在る
だから大丈夫

大丈夫

―――――私は貴方達に何かを返せているだろうか。

Ambivalence

海で月を探し、されど天候故にどんよりとした雲に姿を隠す其れは見付からず。
潮風に冷えた身体を温めるべく、他人から熱を奪い、
同等となった所で腕の中で眠った相手の体重を受け止めて。
『就職おめでとう』の言葉、有難う。

夜更け、深く深く湿った空気を肺へと吸い込む。
冷えてゆく内部、もっと、もっと。
其の冷たさが私に冷静を齎すから。

Progress

『とうとうやってしまった』と、
言葉と裏腹に嬉々とした表情の知人に本屋に引っ張って行かれた。
向かった先は十八禁コーナー、此処迄浮かれ乍乗り込む輩も珍しい。
並んでいるエロ本、風俗店の雑誌。
其の前に立っているのはタータンチェックのシャツにデニムのもっさりした男と、
面接合否判定帰りの為にスーツに身を包んだ自分。
…変な取り合わせだ、と言うか、変なシュチュエーションだ（苦笑）

何が悲しくて男二人が真昼間からアダルト雑誌を立ち読みせねばならぬのか。
さっさと最終頁の目次を見、真ん中辺りの一つの作品だけ。

連載決定おめでとう。
でも御免、エロ本は間に合ってるから（待）

EGG→Husk→Real intention→Destruction

肩先に相手の重みを受け止めて。
ただ、じっとしていて。
やがて何を漏らすで無く静かに眠った相手を横たえて、朝、約束の場所へと。

たった三分間腕の中に居て、温もりの引継ぎをして。
他人の家なのに『只今』と、住んでいないのに『お帰り』と。
酷く眠くて、声が、柔らかく響いて夢へと誘って。

目覚めて、作ってくれていた卵焼きと味噌汁を食して帰宅。

しまった、最近居ついているとしみじみ（笑）

眠る貴方に(BlogPet)

きのう橘の、処っぽい接客しないです。

写真を撮った、と、送り届けられた一枚の其れ。
嬉しくてプロフに使って良いか？と問うたら『駄目』と（笑）見せびらかしたいので日記への掲載許可を頂いて此方に。
有難う、陽。
でも何時か使わせて頂ければ幸い（待）眠る貴方に『おやすみ』の口付けを。
続きはまた今度、ね、可愛い貴方（笑）

*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「玖月」が書きました。

ダブルパンチ

吉野の処で見てしまい、見てない振りをして通り過ぎ。
…琉の処にも仕掛けてあった、納得行かない(黙)

接客中、ポケットの中で携帯電話が震えて。
其の侭にして、仕事を終えて控え室で画面を見、
添付されていた写真に吹き出しそうになるのを掌で抑えて留めた。
―――親友とマネージャーに万歳(何)

それにしても今宵のフロアはなんて乱れまくっていたのだろう、や、思考的に(笑)
管弦楽セッションは愉しみなれど、其れより媚薬レポートを酷く心待ちにしております（爽/待)

貴方が幸福ならば、私もまた温かな気持ちになるのです。

さて、春ちゃんが呼んでくれたタクシーに乗って、約束通り可愛い抱き枕さんの所に行こう。

Song of prayer

『大丈夫』と唱える魔法の呪文、音にする、願い。
決めた通り本日欠勤、少しだけ、眠って。
送るメッセージ、つらりつらりとやけに長文、伝われ、と呟き乍送信。

返事が戻ってこないまま、ヒュプノスに嫌われてふらり、カフェバーに。
そこで知り合った人とカクテルについて語り、
酔った時どうなるのか等と、ふと気付けばまるで接客モードで（笑）
『酔ったら抱っこ～、って言っちゃいます』の言葉通り言われて、
戯れに引き寄せて、『軽くじゃ嫌』と可愛い我儘に抱きしめ直して。
可愛いの言葉を否定し乍頬を染める彼は矢張り可愛いと思う(ふ)

最中震えた携帯のヴァイブレーションには、と気付いて、画面を見て。
近くを通ったらしい親友さんから『みしゃきが男の子口説いてりゅ』といじけられて。
違いますって、一緒に飲んでいるだけですってば(黙/笑)