bugging

『夢の続きを後程』と昨日告げて、見た夢を、朝聞いて。
訪ねた先で約束通りに抱き締めて。

何時もの他愛の無い会話や動作から何時の間にやら拭われていく、余裕。
何処から失った？
何処から委ねた？
其れすら解らぬ程に。

―――――しまった、bugging.

ぐちゃぐちゃ思考、でも言いたい事は、言える事は言ったから。

腕の中で意識、シャットアウト。
最後に相手が唱えた言葉は夢と現の狭間で、多分、確かに。

首筋に残った、残された、痕。
もう一つ、唯一の反撃として噛み付いた、肩先。
背中は見てないから解らないけれど、の、残してませんように（ハラハラ/黙）
…そう言えば今日から店のイベントじゃないの、どうしよう…とか、
気付くのが遅かったがもうその辺は開き直り（待）