Identity

教えて貰った曲は彼らしきセレクトで、やたらと納得してしまった。
肩を撫で乍子供騙しの呪文を戯れに唱えれば
『らしくないよな、ホンワカオーラが』と。
失礼な、怪我人に追い討ちをかける程鬼でも無くてよ（笑）
癒し欠乏症らしき彼の少したりとて癒しになったらしいが、
『真面目に癒しが欲しい』と言われても
『それじゃあげるよ』とは簡単に言える筈も無く。

何が貴方にとっての『癒し』になるのだろうね。
私に上げられる物ならば上げたいと思うけれど。

私の『外人説』にもう一人釣れた、可愛い人（笑）
現在は日本国籍、永住権は保持したまま。
純血日本人ではなくてよ、血統等どうでも良いけれど（ふ）

『其れが貴方でしょ』と言われたら。
ただ、微笑を浮かべるだけだろう。
否定も肯定もしない、相手からそう見えているのならば。
その通りかも知れないし、違うかもしれないし。
相手に依って変わる、どの『顔』を見せているかで。
例えば仕事とプライベートじゃ当然見せる『顔』は違うし。

だからそう『見えた』のならば、其の通りに認識して置けば良い。

本当の意味で私を理解っている人は其の言葉を言わない。
本心から『其れが貴方でしょ』と口に出来るのは、
私の総て、魂迄もを解析し理解した人のみ。

―――――そんな人はこの世に一人として存在しない。

だって私自身ですら、まだ解らないのだから。
己の中に未知なる部分が、多い。
だから他人の意見を受け取る、
自分自身では見つけられぬ部分、
他人にしか見つけられぬ無意識的な部分があるだろうし。
自己解析における第三者的意見の資料として、ね。

『自分は誰』とか『自分はどんな人間か』とか、
総ての答は人生の終幕を迎える瞬間にしか解らないだろう、
人は日々成長しているのだし。
尤も『誰か？』と問われたら『私は私、他の何者でも在らず』と答えるだろう。
他の答が在るのだろうか、在ったとしても覆らなそうだけれど。

…と、客観的に考えるのは駄目だろうか（ハラハラ）


どうでも良い余談だが、
『ああ、貴方ってそういう人だったね』と言う言葉は好きだ（何）