Sunrise

訪れた住宅街。
相手の家、
窓から明かり、見えず。
呼び出しておいて不在か？
･･･と思いつつ
呼び鈴を鳴らしたら
普通に出迎えられた、
居留守だったか（ふ）

『良い事』は
私にとってそうでも無く、
『悪い事』は
私にとって確かに其の通りで。
結局の所朗報、と名の付く事は
何一つとして無く、
First impressionは当たった。

gangsterになった覚えは
全く以って無いのだが、
流されて結局
フリー乍請け負っている辺り
変わらないのかもしれない。
其れでも地味に地味にと
距離を取っているものの、
何故そうも話が出るのだろう。
そんなに強いインパクトを
持ってる訳でも無いだろうに。

舞いもしないし
色恋沙汰も御免だよ
私は気紛れな月らしいのでね
だから勝手に喚いて居るが良い


夜明け前、
ナイフで切ってしまえそうな
初冬の静寂。

hustlerの最後の言葉は
『夢』にしてしまおう。
踊らせたいのならば
其れ也の対価を持っておいで。
無報酬で荷を背負う程
お人好しでは無いのでね。

と言う事で、闇は終り。
少しだけ、同衾。

刹那とは、惜しいものだ。