お見舞い

昔のホスト仲間が
風邪を召したらしい、
FAUを語れる
珍しき友人。
蜂蜜大根を作って
見舞いに行ったら
ものの見事に
声が低くなっていた。
元々穏かに話す人故
殊更に大人びている、
尤も彼から言わせたら
『お前の方が大人』
らしいのだが（笑）

精々自愛おしよ、
掠れた声も
セクシーだけれど、ね。

また。

FAUの2007年度版が
先日発売になり、
またも注文、
そして手に入れてみた。
矢張りこの酒は
愛しき一品、
44度でも余裕で飲める。

今年は約9000本限定、
去年より本数は伸びたが
矢張り10000本には
届かなかったか。
まぁ昨年よりは
豊作だったらしい、
味に若干の違いが
出ていたので満足。

三つ編み

出勤、フロア待機。
雪は霙混じり、
故にゲストの姿は無く。
只陸夜と久方振りに
ご一緒出来た、
ホットワインと梅酒を
其々傾け乍
相当遅い『あけおめ』、
顔を合わせて告げて。

老けているだ何だと
そう言った話から
流れ流れて
伸び伸びの髪を
三つ編みにされた、
お･･･お下げ･･･（何）

そう言えば
此れでセーラーでも
着てしまうと
宅の細君の夢だかが
叶うね（笑）

でも帰宅前に
解いてしまったけど（ぁ）

ひらひら

朝から降っている、雪。
大して風は無く、
ただただ空から
舞い落ちている其れは
傘を滑ってはサラサラと
小さな音を立てる、
只只管に。

ふらりと海へと行った。
灰色の空、
灰色の地平線、
灰色の、波飛沫。

･･･セブンスター、
届けに来たよ。

馬鹿な事

我乍馬鹿な事を
口走ったと思う。
去年に引き続き
今年もか、と、
ふと思い出せば
応用力の無い己に
頭を抱えたくなった。

尤もそうしたくなるのは
他にも理由があるのだが。


･･･茶色のリボンでも
買ってきた方が
良いだろうか（悩）

―――二本分（何故）

甘

来れば甘やかすけど、と、
そんな事を言ったとて、
彼の事だ、
大抵遠慮してたりして。

取り合えず･･･うん、
何も言わず、
只抱き締めてやりたいよ。

『よく頑張ったね』と
それだけ、告げて。

手袋

『寒そうだから』と
ちらつく雪の中、
差し出された
フェイクファーの手袋。
大した雪じゃないから
傘も差さなかったが、
矢張り冷える指先に
其れはとても有難く。

『別件で差し上げます』
冗談混じりの口調。
では、後日礼と一緒に
お前が温かくなる様な
物を何か一つ、
プレゼント。