珍しき負け

偶には別の店で、と、
普段行きつけの
パーラーではなく、
一寸高級な所に
足を運んで。
尤もパチンコ屋等
何処も大して代わらぬが
初めての機種だと
どうも勝手が解らない。
隣の巨人は
妙に張り切って、
矢鱈とカラクリが凝ってる
台を凝視して
ハンドルを細やかに
動かしている。

初台に関して
ビギナーズラックは
通用しないらしい、
入らない、回らない、
当然当たらない。

･･･あの台では
二度と打つものか（悔）

ナンパしてきた
綺麗な女の人に
お茶を奢って貰った、
『よく某店で見かけます』
の言葉に思わず苦笑。
そりゃ大男と一緒に
ああだこうだと
喧しくしていれば
そりゃ目立つのは必須、
少々控えるか（笑）

結構悩んでる

近々控えている
イベントに向けて
彼是考える。
この時期になると
周りが忙しない。
最近『世話チョコ』と
言うらしいね、
義理よりはランクが
どうやら上らしい。

今年は何人に送るのか、
指折り数えて確認。
メモでも取って置かねば
数を間違えそうだ（笑）

今年もあの子に
上げる物だけは
既に確定済み。
現段階で其れしか
決まってない辺り、
ギリギリ迄
バタバタとしそうだ。

手作りは細君だけ（黙）

雪景色

ひやり、
触れ合ってない所に
感じる外気、
やけに冷たくて。
重なる肌が熱いから、
余計にそう感じるのか。
引かれたカーテン、
少しの隙間から
見える外の景色は白。

きっと雪が降っている。

カーテンの裾が
時折揺れる、
室内飼いの猫が、
揺らしてる。

私の代わりに
見て頂戴、
降りしきる雪を、
其のアーモンドの様な
眼で。

愛しき傷痕

強請って強請られて
そう言えばあんな強請りは
初めてかもしれない、
『欲しい』はあるけれど
『したい』と言う側に
自分が回るのなんて。

飼い猫は余り
引っ掻きません。
引っ掻くのは
何処迄赦されるかの、
距離を測る術に
過ぎないのだから。

でも、噛み付きはしたい。

雪雲

天気予報で
しきりに明日は雪だと
大騒ぎをしている。
そう言えば矢鱈と
気温が低く、
室内に居ても
仄かに寒い、
エアコンは
どうなっているのだか。

其れでも夜はきっと
温かな時間が流れるから
其れを思えば
凌げると言う物だ。

M

Mステにしょこたんが
初出演を果たしていた。
相変らず可愛らしい、
でも何時もの
『ギザ』とか『ギガント』
等の発言が無い辺り
相当緊張していたらしい。

新曲を歌っていたのだが、
其の歌はとても懐かしく、
やけに歌詞が耳に残る、
初めて聴いた時と同様に。

痕

薄くなった紅に
新たな紅の上書きを。
ずっと残る物では無いから
余計に其の箇所に
視線が行ってしまいがち。

直接其の肌に刻める術を
今は其れしか持たぬから、
消える前にまたつけて、
其れを繰返し、繰返し、
『ずっと』に変えてく。