神の手

カクテルの味見を
毎回頼んでいる方から
『神の手』なる写真を
戴いた。
沖縄の空、
浮かぶ光を抱く雲の手。
実物をこの眼で見たならば
きっと見惚れるだろう、
そんな、神々しさ。

移し火

擦れ違い、
されど仕事後の一服時、
一足先に上がった彼が
戻ってきてくれて。
時折吹く夜風から
守ってくれたが、
寒くなかったのは
彼が風上に
立ってくれたという
だけではなくて。

移す煙草の火。
焦げる音を合図に、
心に飛び火するが良い。

チリチリ、
熱疼く、
触れ合ってた肩先。

少しの時間だったが
久方振りに
仕事明けの一時を
共に過ごした。

夜バトン

バトン、
其れは見てしまうと
拾いたくなる衝動に
駆られる物。

と言う事で、
また懲りずに
拾って来ました（ふ）

面接

入店希望の人が居て、
本日面接決行。
提出された履歴書を見て
うっかり思わず
吹き出しそうになった、
ちょ、貴方･･･（笑）

ともあれ仕事は仕事、
ざっと内容説明。
シュミレーションは
実際に接客態度を
知っているだけに
省いて説明に落ち着いて。

採用決定、
職場で寝こけたら
顔に落書も確約。
此れから頑張って頂戴、
私に三つ編み、
されぬ様にね（ふふ）

恋人紹介バトン

此れ、
まかり無しにも
夢売り人を
職業に書いている癖に
答えても良いのだろうか。
･･･なんて考えたが、
もう公然と知れているので
無視して答えます（貴様）

男は度胸（違）

結婚式

高校時代の友人の、
結婚式に呼ばれたので
参列してきた。
まぁ相手は女性なので
当然ウエディングドレス、
元々小柄な方なので
可愛らしさも一入。

久方振りの礼服に
身を固めたのだが、
普段スーツを着ていても
矢張り堅苦しい気がして
何とも･･･（何）
まぁ、滅多に無い機会だし
後日控えて居るであろう
己の披露宴の
参考にもなったかな（待）

友人の今後の幸福を、
切に願っている。

おめでとう。

レアモルト

普段赴いている街に
今行けないから、と、
結局ふらつくのは
殺伐とした混沌の街で。
慣れ親しんだ店の控え室に
従業員でも無い癖に押入り
酒と煙草をかっぱらう。
『俺の愛酒を干す気か』と
店主はガタガタ文句を
終始抜かしていたが
右から左へとスルー（ふ）
ミルバーン35年という
結構在庫切れを
起こしているらしき酒を、
よくもまぁ、二本も三本も
隠し持っているものだ。
侮り難し、隠れ家の住人。