evening emerald

果たせた夜の花見、大樹の下で。
街灯の明かりに照らされた桜が綺麗で、綺麗で。
記念に渡したい物が、と言ってくれた相手にお返しを渡す為に
朝っぱらから買い物に行き、日中四苦八苦し乍作った皮製キーケース。
作っている間愉しかったのはかがり縫いした後慣らす為に
木槌で叩いた事なんて此処でしか言えない（貴様）
ともあれ喜んで貰えた様で何よりだ。
相手から貰ったのはPeridotのリングとチェーン。
リングを指に嵌めるのは一年半振りで、貰い物は幾つかあるのだけれど
薬指にぴったりの物は基本的にジュエルケース行き。

でもこれは、左の中指に。

夜の人工光で緑色の度合いを増して一際輝くイヴニング・エメラルド、
八月の誕生石。

今宵もお泊り、着替えも無いのにすっかり居座っている（ふ）

MOON CAT

月と、猫。

事有る毎に包丁は嫌だと言っているのだが、
実はカッターも同じ位嫌いだったりする。
其れなのに十時のオープンと共にホームセンターに行き、
購入したキッドはカッター必須の物で。
パッケージの裏に明記されていた説明書きをよく読まなかった、
アバウトな思考の私の落ち度と言ってしまえば其れまでなので、
潔くカッターや鋏と格闘しよう。
切ったら次は縫いが待っている、
そう言えば私の家庭科の成績は赤点ギリギリだったように記憶している。
…料理も駄目なら裁縫も駄目とくれば、
最早家事全般賄える嫁を娶るしかない。
世間一般で言う花嫁修業の辛さをふと感じてしまった、
女性は大変だね、男で良かった、本当に良かった（待）

―――――現実逃避している場合ではないってば（溜息）

ゲーム

…と言えば、ファミコンよりスーパーファミコンの世代だったりする。
しかし直ぐにプレステに移行してしまったので記憶がうる覚えだ（ふ）

【マリオバトン】
Ｑ１：マリオとルイージどっちが好き？
マリオ。
しかしマリオの尻拭いをする弟も嫌いではない（笑）
Ｑ２：日常生活で土管に入ったことある？
土管なる物が無い、よって入った事も無い。
Ｑ３：クッパは結局何がしたいんだと思う？
ドラ●もんで言うジャ●アンでしょ（待）
捻くれてるけれど本当は一緒にわいわいやりたい様に見える（笑）
Ｑ４：キノピオって普段何やってるの？
城で家来でもやってるんじゃないの？
Ｑ５：ピーチの危機管理は改善されると思う？
無理でしょ、毎度毎度アッサリ攫われてはのんびり部屋で助けを待ち、
マリオが来たら来たらで『HELP！』しか言わないし。
助けてと言う前にもう少し自分の甘さを自覚すれば良いのに（貴様）

どうでも良いが、『マリオカート』では何時もマリオ使用（笑）

集合写真

吉野と氷上が撮ってくれた（？）、今年卒業した人達集合写真（笑）
学校が違うのにどれだけ交友範囲が広いのだか。
えぇと、C学園が三名にフリースクール二名、専門学校一名。
…私だけ年上とか（哀愁）
否、有難う、思い出の一枚になった。

どうでも良いが狂犬は誰の目から見ても
極悪顔に映るんだね、良かった、私だけじゃ無かっ（強制終了）

この面子とは長い付き合いだったりする。
此れからも、宜しゅうに。

see you again

明け方に目が覚めて。
至近距離で、一定感覚で上下してる、肩先。
朧気に見えて、酷く安心して、また夢へと堕ちて。
次に目が覚めた時には一人だった、
時計を見れば既に『王様のブ●ンチ』が始まっていた（ふ）
用意されていた玉子粥を有り難く食した後、
思い出したように冷蔵庫を開けたら
夜買ってきた桃がカッティングされていた。
彼用のお土産だったのに私が食べて良いのだろうか…
悩みつつ、でも結局は食べる（貴様）

昼前には自宅へと戻り、着替えて。
旅立つというあの子を見送りに。

LAILA

ウォッカ、コアントロー、フレッシュ･ライム･ジュースのカクテル。
中身は殆どがウォッカ、アルコール度数の高いカクテル。
氷を加えるとうっすらと霧が降りたように白濁するコアントロー、
辛口のライラをこよなく愛している不良学生の卒業祝いを、
小ぢんまりとしたカフェバーで。
昼から飲んでるとか言わない約束で（待）

風邪を引いたらしいので見舞いに行き、お粥を食らわせてみる。
弱っている彼の『あーん』はとても可愛らしい、
可愛らしいのはそれだけでは無いけれど。
お蔭で眩暈、眩暈、クラクラと。

眠ったのを確認してから一度出勤、待機を一時間してからそそくさと退勤、
その最中に立ち寄った深夜営業している果物屋で桃を買って再び彼の家へと。
『タダイマ』の言葉と共に、抱き枕。
風邪が移っても本望。

99.
…チェックメイト。

flow

たった四日で『調子はどうだ？』と、
珍しく事務的な理由を除いて短いスパンでやってきた彼。
どうしたのかと問えば急に真顔になって。
『お前の腰がちらつく』

…彼は真夜中に殴られに来たらしいよ（待）

暫く会わぬ内に、人恋しさに拍車が掛かったらしい。
淋しい大人だよな、と隣に転がる彼が呟いたが、
淋しくなったら呼べば良い、共に酒を傾けよう。

いつの間にか夜が明けて、雨が降る音が調和を成して聴こえる。

桜は無事だろうか。