Celebration of leaving hospital

数日間不在だった可愛い人との久方振りの逢瀬、
向かう途中に雑貨屋へと立ち寄り、
溜まっているだろうストレスが緩和すればと思い購入したバス用品。
其れを手にカフェバーへと向かえば丁度良いタイミングで現れた相手。
未だ娑婆には慣れていないかおぼ付かぬ足取りを気遣い乍席迄誘って。

相手の退院祝いにも拘らず何故かお土産を貰ってしまった、
キーホルダーを二つ、笑いを狙っているかのような代物（笑）
帰ったら仕事用の鞄にでも付けておこう、ネタになります、有難う。
私からの品は喜んでもらえた様で一安心、
其れから始まる相手の積もりに積もった想いの吐き出し。
人の惚気は案外好物だったりする、悩んだ末に辿り着いた物ならばの話だが。
迷い乍もはにかむ相手は普段より可愛らしくてよ、其処の貴方（ふふ）

話の最中に鳴った携帯電話のメール着信、微かな動揺、…されど。

決めたのだから其れを貫く迄だ。
もう揺らぎはしない。

取り留めなく話をしていれば相手に睡魔が誘いをかけたか眠そうで、
タクシーを相乗りして帰宅。
本当は奢りの予定だったのに結局押しに負けて割り勘。
その代わり車の中で寝こけた相手のタクシー代は私持ち。
此れで少しはフェアになったと所詮自己満足（笑）

早きの全快を心より祈っていましてよ。